【おすすめアニメ】The Soul Taker 〜魂狩〜(ザ・ソウルテイカー たましいがり)

アニメThe Soul Taker 〜魂狩〜

【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』のおすすめ度

『The Soul Taker 〜魂狩〜』のおすすめ度は★∞です!

 星無限大は個人的に超絶好きな作品にのみ与えられます。だから超絶おすすめ! 

ただひとつだけ問題がございます。
どちらのVOD(動画配信サービス)でも配信されていません。
その上DVDも手に入りづらい状況です。
「そんな作品をおすすめされても……」という声が聞こえてきます。
それでも紹介しないと気がすまなかったというぐらいのインパクト!

VOD運営者さま、どうか配信開始をご検討いただけないでしょうか。

【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』のおすすめの要点

  『The Soul Taker 〜魂狩〜』のおすすめの要点は以下です。

  • ストーリーの暴力的なまでの勢い
  • 計算され尽くしたおどろおどろしい雰囲気
  • 謎が謎を呼ぶ設定の数々

【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』のおすすめの詳細

『The Soul Taker 〜魂狩〜』はおすすめポイントが多すぎて紹介しきれないほど!
大きなポイントを以下に3つあげておきます。

①【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』のサブタイトルがすごい!

まずはサブタイトルをご覧ください。

第1話 悪魔の紋章篇
第2話 うつし世は夢篇
第3話 髑髏と少女篇
第4話 蠢く闇篇
第5話 人外魔境篇
第6話 成層圏魔城篇
第7話 女人果篇
第8話 地獄の仮面篇
第9話 死美人の幻影篇
第10話 虚無への供物篇
第11話 孤島の鬼篇
第12話 黒衣の聖母篇
第13話 少女地獄変

このセンスからしてすごくないですか?
すべてのサブタイトルは江戸川乱歩、夢野久作、小栗虫太郎、中井英夫などの奇書系統の小説からのオマージュなんです。
タイトルを真似してるだけじゃないんですよ。
小説の内容に呼応したエピソードになってるんです。
おもに不気味さがですけど。
こだわりがすごすぎて胸焼けしそう!(ほめてます)
ちなみに、監督は新房昭之さん。
『魔法少女まどかマギカ』や『化物語』の監督さんです。
新房昭之監督ご本人が自分のすべてが詰め込まれているのがこの作品『The Soul Taker 〜魂狩〜』だと言ってるらしいですね。

②【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』のディテール設定がすごい!

それからディテールの設定がすごいです!
初見だと何を言ってるのかわからないことが多すぎる。
「フリッカーって何?」みたいな。
フリッカーというのは「分裂した思念体が受肉したみたいな存在」なんです。
なぜそんなものが存在するのか?
これが大きな伏線になっていたりするんです。
ミュータント、エイリアン、そしてβアプリコン。
徐々に明かされる設定にグイグイと引き込まれます。

③【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』の次回予告がカッコよすぎる!

次回予告もすごくカッコいいです。
基本的には京介本人のナレーションなのですが、これが良い雰囲気。
『でも、ぼくはなりたくないんだ。もうあの姿には……』
『もしあなたの言葉がすべて真実なら、ぼくの拳はなにをくだけばいいんだ、父さん……』
みたいな感じで。
『すべてがあきらかになる。
 もうだれもぼくをとめられない。
 母の命、魂を操る者、そして神の薬……。
 死んだ者は生き返らないからこそ、その魂は尊い。
 母さん……愛してる』

特筆すべきなのは最終回の予告。
『悪いのはだれだ?
 救うべきはだれだ?
 ☓☓が生まれたのは☓☓の罪じゃない。
 だが☓☓は人類の敵だ。
 京介……オマエが受けいれる魂はだれの魂だ?
 答えをおれに見せろ』

最終回だけ壬生シロー(CV:小野坂昌也)というキャラクターのナレーションになっています。
「☓☓」はラスボスの名前なので伏せてあります。

【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』のあらすじ

雪が降る夕方の教会。
伊達京介は息を引き取る寸前の母親の手によって殺された。
埋葬された京介は岬真夜という少女に墓から救出される。
そして母親の死を契機に京介の変身能力が目覚めた!
京介は生き別れた双子の妹を求めて危険な旅を開始する……。

【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』のまとめ

『The Soul Taker 〜魂狩〜』では複雑に絡み合った人間たちの運命が交錯し、その中心で苦しみもがくヒーローが描かれています。

主人公・伊達京介はおとなしく誠実で義理堅く非常に人柄の良い人物。
ゆえに運命に翻弄され苦しみます。
ソウルテイカーに変身したあとの姿はヒーローとはとても言えない凶々しい姿です。
ダークヒーローという表現もありますが、この京介の異形の姿はそんな言葉では言い表せません。
まるで悪魔そのもの。(実は裏設定があるのです)
どんなにがんばってもだれも救えない宿命。
京介は敵を倒すとき「ソニッククロス」で磔にし、拳技「ライトニングブレーカー」の名を口にします。
悪魔の力なのか神の技なのか自分でもわからない京介の魂の叫びのように……。
そんな京介が血を流しながら苦痛の中で答えを見つける物語です。

【おすすめアニメ】『The Soul Taker 〜魂狩〜』の声優とスタッフ

『The Soul Taker 〜魂狩〜』の声優さんとスタッフさんを以下にご紹介しておきますね。
余談ではありますが、京介の声担当の斎賀みつきボイスがこれ以上ないぐらいマッチしています。
斎賀みつきさんじゃなかったら青年が苦悩する美しさはここまで表現できなかったと思います。
斎賀みつきさん、ありがとうございます!

 

伊達京介(CV:斎賀みつき)
壬生シロー(CV:小野坂昌也)
中原小麦(CV:桃井はるこ)
岬真夜(CV:大谷育江)
櫻井明日香(CV:田村ゆかり)
橘沙也佳(CV:涌澤利香)
椎名霞(CV:岩居由希子)
秋葉恵(CV:榎本温子)
桐原夕映(CV:平松晶子)
オリビア・カーライル(CV:伊藤美紀)
ソウルアヌビス(CV:大谷育江)
リチャード・ビンセント(CV:江原正士)
ドクトル凶也(CV:関俊彦)
サイコドクター鳴神(CV:カシワクラツトム)
ザボー(CV:小山力也)
右門(CV:石川英郎)
左奈恵(CV:佐藤ゆうこ)
伊達水脈(CV:高山みなみ)
時逆椿(CV:兵藤まこ)
時逆大悟(CV:麦人)
包帯の怪人(CV:高山みなみ)
エイリアン(CV:長島雄一)
時逆琉奈(CV:根谷美智子)
 
原作 – タツノコプロ企画室
監督 – 新房昭之
シリーズ構成 – 関島眞頼
キャラクターデザイン・総作画監督 – 渡辺あきお
ソウルテイカーデザイン – 羽山賢二
クリーチャーデザインワークス – さとうけいいち
ビジュアルディレクター・メカニックデザイナー – 鉄羅紀明
美術監督 – 東潤一
カラーデザイナー – 飯島孝枝
カラーディレクター – 甲斐けいこ
撮影監督 – 松山正彦
編集 – 関一彦
音響監督 – 三間雅文
音楽 – 大谷幸
プロデューサー – 川瀬浩平、吉田昇一、鈴木路子
アニメーション制作 – タツノコプロ・タツノコVCR
製作 – 「The SoulTaker」製作委員会(パイオニアLDC、PIONEER ENTERTAINMENT (USA) INC.、タツノコプロ、東芝デジタルフロンティア、WOWOW)

オープニングテーマ曲
「SOULTAKER」
作詞・作曲 – 影山ヒロノブ / 編曲 – 須藤賢一 / 歌 – JAM Project(水木一郎・影山ヒロノブ・松本梨香・さかもとえいぞう・遠藤正明)

エンディングテーマ曲
「MEMORY」
作詞 – 三重野瞳 / 作曲 – 柿島伸次 / 編曲 – 岩崎琢 / 歌 – 柿島伸次
「As Time goes by」
作詞・作曲・浅見恭生 / 編曲 – 岩崎琢 / 歌 – 浅見恭生

 

※画像は『The Soul Taker 〜魂狩〜』(ザ・ソウルテイカー たましいがり)アニメ公式サイトからお借りしました